topline
topline1
シャヒード、100の命―パレスチナで生きて死ぬこと
 

100 SHAHEED- 100 LIVES
[用語集]

アル=アクサー:イスラーム第三の神聖なモスクの名前。アル=アクサー・モスクはエルサレム旧市街のハラム・アッシャリーフ(高貴な聖域)の遊歩道にあり、「岩のドーム」に隣接している。

ベイト・ジャラおよびベイト・サフール:パレスチナの都市ベツレヘムの郊外の町。

チェックポイント(検問所):パレスチナ自治区とイスラエル管理地区をつなぐ道路に設けられたイスラエル軍の前哨基地。現在ではパレスチナ人の町や村を結ぶ道路にまでもチェックポイントが設けられている。

封鎖:イスラエル当局がパレスチナ人地区に対し定期的に実施している。
封鎖になると、パレスチナ人はイスラエル領内あるいはイスラエルの管理する地域にはどのような理由があっても入れなくなる。雇用、ビジネス、教育、あるいは医療に関係する理由であっても許されない。

ファタハ:PLO(パレスチナ解放機構)の中の最大の政治派閥。

インティファーダ(原意は「払いのける」):1987年から1993年にかけて起こった民衆蜂起。現在ではそれは「第一次インティファーダ」と呼ばれる。1996年9月の大衆デモと、それに続いた弾圧は「トンネル・インティファーダ」として知られている。イスラエルがハラム・アッシャリーフに地下トンネルを築こうとしたことから、これに対する抗議をきっかけに始まったからである。2000年9月29日にパレスチナ全土で始まった民衆蜂起については「第二次インティファーダ」、「アル=アクサー・インティファーダ」、あるいは「独立インティファーダ」という呼び方がされる。

マグネット・カード:イスラエルの保安当局が入国申請をしたパレスチナ人に対し、厳重な素性調査をした上で発行するIDカード。このカードを保持していることが労働許可証の申請の前提となる。「安全通行磁気カード」の保持者は、パレスチナ人専用の「安全通行道路」(イスラエルを横切ってガザと西岸をつなぐ特別道路)を使用することができる。

ナクバ(破局):1948年にイスラエルによって1万人の男女や子供たちが殺害され、70万人の人々が住んでいた土地から流出した事件を指す。この時、418カ所のパレスチナの村が破壊され、10のパレスチナ都市からアラブ系住民が大方あるいは完全に追放された。

ネツァリーム:ガザ回廊の中央にあるイスラエル人の入植地。またガザの北部と南部を結ぶ道路の結節点の名前でもある。
この結節点にはイスラエルのチェックポイントが設置されており、それ故パレスチナ人のデモが行われる場所でもある。ここで行われたデモの参加者にイスラエル兵によって殺された者が多数出たことから、ここは「シュハダー・ジャンクション」とも呼ばれるようになった。

ゴム弾丸:ゴムコートされた丸い金属製の弾丸。実弾とともに、イスラエル兵によってパレスチナ人に発砲される。

入植地:1967年以降、イスラエルが占領下の西岸地区とガザにおいて、パレスチナ人から没収した土地に建設している非合法なイスラエル人の住宅。

シャヒード:信仰、祖国、思想など、何かの大義に殉じた人。

シュハダー:シャヒードの複数形。

ウムラ:定められた巡礼シーズン以外のときに行われるメッカ巡礼。「小巡礼」とも呼ばれる。

UNRWA:国連パレスチナ難民救済事業機関。パレスチナ領(西岸地区とガザ)および周辺3カ国でパレスチナ難民キャンプを運営している国連機関。難民キャンプ住民に、医療、教育、社会福祉を提供している。

YMCA:キリスト教青年会。多くの専門領域をカバーする職業訓練センター。






作品展示 |  レクチャー・シンポジウム |  カタログ | リンク集 |  用語集 |  問い合わせ |  about us
 
line
line1